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my only novels.
人が「小説」を読み始めるのに、理由はあるだろうか。
例えば、装丁が綺麗だったから。
例えば、世間の噂になっているから。
例えば、人に薦められたから。
とにかく、僕はあるひとつの「小説」に出会った。
その「小説」を読み始めた理由は何だったのか。
いくら考えても行き着く答えは見つからない。
だって、その「小説」は装丁が綺麗だったからとか世間の噂になっているとか人に薦められたからとかいう類のものではなかったからだ。
ネットの世界に存在する小説―――オンライン小説。
人と人が出会う確率のように
人と「小説」が出会う確率も
また奇跡のようなものなのだ。
ましてや、それが自分の運命を変えるものならなおさらである。
高校2年の冬、僕はその「小説」に出会った。
それを理由も見つからないままに読んだ。
それが幸福だと知るのは少し後のこと。
その「小説」は圧倒的なものだった。
普段、評価には疎い自分にでもわかる。
今まで読んできたどの小説とも一線を画す
そう断言できるのだ。
文章がいいのだ。
使われている言葉はどれも簡単なもので意味も明快。それでいて、人間の言葉には表せない感情もうまく言葉で表現されている。
下手な文章家ほど難しい単語を使いたがる
そんなことを考えた。
それに何よりも文章に「温かみ」があるのだ。
文章に「温かみ」がある、とは何とも不思議な表現だと自分でも思う。
だが、そうとしか言えない。感じられない。
僕はその日、一晩中その「小説」を読み明かした。
それから、1年後。
その「小説」は見られなくなった。
さらに、3年の月日が流れた。
その間に、僕は高校生から大学生になり、数多くの小説を読んだが、あの「小説」に至る小説に出会うことはなかった。
特にその「小説」のジャンルだった「恋愛」ものは一切読めなくなっていた。
あの「小説」は一種の中毒で、僕はその中毒者。
あれから、何度とアクセスするもその「小説」は見られなかった。
誕生日を1週間前に控えた日。
私は、今日もネットの世界へと潜る。
あの「小説」を目指して。
もう、きっと、見つからない。見つけられない。
私はそう思っていた。
しかし、その「小説」は突如として復活していた。
その瞬間に、僕は涙を流していた。
あの「小説」がまた読める日が来たのだ。あの「小説」の続きを。
その日はその「小説」を読み明かした。あの日のように一晩中。
そうして、思ったのだ。
自分もこんな「小説」が書いてみたい、と。
「小説」を読めることの喜び、涙。
自分にもこんな思いを誰かに与えることが出来るだろうか。
初めて、思った。
自分もあの人のようになりたいなどという「憧れ」を。
これまで何もなかった20数年の月日。
それを補うかのような幸福の月日を、この「小説」は僕に与えてくれたのだ。
my only novels.
私が考える「小説」というものは、
それによって他者に何かを与えるないしは感じさせるもの
でなくてはならないような気がします。
そう言う意味では私のはもう小説ではないような気がします。
今回のお話はフィクションというよりノンフィクションみたいなものです。(多少大げさな表現もありますが)
本当に高校2年の冬にある「小説」に出会って、感動して、更新が途絶えてて、今日改めて検索して見ると見事に復活していたという。しかも私が気づく1年前にはすでに復活していたという事実。
実は更新が途絶えてから今まで約3年。思い出しては毎度のようにそのサイトさんにアクセスしてたんですよ。
では、何故こんなにもズレが生じたのか。
全く別ページで運営していたという。
つまり、
サイト(旧サイト)のアドレスがそのまま私の「お気に入り」に入っている→私はそこへアクセス→見つからない→そうだ、サイト名を改めて検索かけてみよう→発見(新サイト)
・・・という。
今考えれば、何でもっと早くサイト名を改めて検索してみようと考えなかったかなぁ・・・「小説」のタイトルは散々検索にかけてたんですけどねw
せめて、旧サイトの方に告知しててほしかったー!おかげで1年なんか損をしてた気がするぞー!
でも、そのおかげで大量の新しい話を読めたという。
発見したその日は講義でぼろぼろになって帰ってきたというのに・・・そして、次の日も朝から講義だというのに・・・夜明けまで読み明かしたという。
まぁ、それくらいにその「小説」は私にとってすばらしいものなんです。
多分、世に出せば普通にベストセラーになると思う。文章だって普通に賞を取ってる作家さんより断然に上手い。
このお話中にも触れましたが、文章に「温かみ」があるんです。
とにかく読んでる間は終始ニヤニヤしてます。時に涙し、時に笑って・・・大抵の作品は淡々と読むと思うんですけど、これは、淡々とは読めない。
本気で単行本化してくんないかと切に願う日々。5000円でも10000円だろうと多分買うと思う。(すごい極端な話ですが)
あぁ〜本気で次が楽しみだ〜。
最近、嫌なことばかりだったので、一筋の光が差したように、今はこの作品にすがって生きてます。
例えば、装丁が綺麗だったから。
例えば、世間の噂になっているから。
例えば、人に薦められたから。
とにかく、僕はあるひとつの「小説」に出会った。
その「小説」を読み始めた理由は何だったのか。
いくら考えても行き着く答えは見つからない。
だって、その「小説」は装丁が綺麗だったからとか世間の噂になっているとか人に薦められたからとかいう類のものではなかったからだ。
ネットの世界に存在する小説―――オンライン小説。
人と人が出会う確率のように
人と「小説」が出会う確率も
また奇跡のようなものなのだ。
ましてや、それが自分の運命を変えるものならなおさらである。
高校2年の冬、僕はその「小説」に出会った。
それを理由も見つからないままに読んだ。
それが幸福だと知るのは少し後のこと。
その「小説」は圧倒的なものだった。
普段、評価には疎い自分にでもわかる。
今まで読んできたどの小説とも一線を画す
そう断言できるのだ。
文章がいいのだ。
使われている言葉はどれも簡単なもので意味も明快。それでいて、人間の言葉には表せない感情もうまく言葉で表現されている。
下手な文章家ほど難しい単語を使いたがる
そんなことを考えた。
それに何よりも文章に「温かみ」があるのだ。
文章に「温かみ」がある、とは何とも不思議な表現だと自分でも思う。
だが、そうとしか言えない。感じられない。
僕はその日、一晩中その「小説」を読み明かした。
それから、1年後。
その「小説」は見られなくなった。
さらに、3年の月日が流れた。
その間に、僕は高校生から大学生になり、数多くの小説を読んだが、あの「小説」に至る小説に出会うことはなかった。
特にその「小説」のジャンルだった「恋愛」ものは一切読めなくなっていた。
あの「小説」は一種の中毒で、僕はその中毒者。
あれから、何度とアクセスするもその「小説」は見られなかった。
誕生日を1週間前に控えた日。
私は、今日もネットの世界へと潜る。
あの「小説」を目指して。
もう、きっと、見つからない。見つけられない。
私はそう思っていた。
しかし、その「小説」は突如として復活していた。
その瞬間に、僕は涙を流していた。
あの「小説」がまた読める日が来たのだ。あの「小説」の続きを。
その日はその「小説」を読み明かした。あの日のように一晩中。
そうして、思ったのだ。
自分もこんな「小説」が書いてみたい、と。
「小説」を読めることの喜び、涙。
自分にもこんな思いを誰かに与えることが出来るだろうか。
初めて、思った。
自分もあの人のようになりたいなどという「憧れ」を。
これまで何もなかった20数年の月日。
それを補うかのような幸福の月日を、この「小説」は僕に与えてくれたのだ。
my only novels.
私が考える「小説」というものは、
それによって他者に何かを与えるないしは感じさせるもの
でなくてはならないような気がします。
そう言う意味では私のはもう小説ではないような気がします。
今回のお話はフィクションというよりノンフィクションみたいなものです。(多少大げさな表現もありますが)
本当に高校2年の冬にある「小説」に出会って、感動して、更新が途絶えてて、今日改めて検索して見ると見事に復活していたという。しかも私が気づく1年前にはすでに復活していたという事実。
実は更新が途絶えてから今まで約3年。思い出しては毎度のようにそのサイトさんにアクセスしてたんですよ。
では、何故こんなにもズレが生じたのか。
全く別ページで運営していたという。
つまり、
サイト(旧サイト)のアドレスがそのまま私の「お気に入り」に入っている→私はそこへアクセス→見つからない→そうだ、サイト名を改めて検索かけてみよう→発見(新サイト)
・・・という。
今考えれば、何でもっと早くサイト名を改めて検索してみようと考えなかったかなぁ・・・「小説」のタイトルは散々検索にかけてたんですけどねw
せめて、旧サイトの方に告知しててほしかったー!おかげで1年なんか損をしてた気がするぞー!
でも、そのおかげで大量の新しい話を読めたという。
発見したその日は講義でぼろぼろになって帰ってきたというのに・・・そして、次の日も朝から講義だというのに・・・夜明けまで読み明かしたという。
まぁ、それくらいにその「小説」は私にとってすばらしいものなんです。
多分、世に出せば普通にベストセラーになると思う。文章だって普通に賞を取ってる作家さんより断然に上手い。
このお話中にも触れましたが、文章に「温かみ」があるんです。
とにかく読んでる間は終始ニヤニヤしてます。時に涙し、時に笑って・・・大抵の作品は淡々と読むと思うんですけど、これは、淡々とは読めない。
本気で単行本化してくんないかと切に願う日々。5000円でも10000円だろうと多分買うと思う。(すごい極端な話ですが)
あぁ〜本気で次が楽しみだ〜。
最近、嫌なことばかりだったので、一筋の光が差したように、今はこの作品にすがって生きてます。
私の大切な世界とトモダチ
全てが終わり
仲間と別れ
私は自分の故郷へと帰ってきた。
山奥にある私の村は私が旅に出たときのままだった。
焼け焦げた家。毒の沼。枯れた花たち。
私はかつて幼馴染がいた場所と同じ場所に寝転がる。かつて幼馴染がそうしていたように。
「私たち、ずっと一緒だよ」
そう言ってくれた友達はもういない。
もう
いないんだ・・・。
私の大切な世界とトモダチ
私はそれからしばらく空を眺めていた。
白い雲が流れ、その隙間から青い空が見えて、太陽が私の顔を照らしつける。
「神様、私の友達を、シンシアを・・・生き返らせて」
思いがけず口から零れた言葉。
そんな儚い願いは風の中に消えていった。
そのとき、
突然私の周りが、かつてお花畑があったところが、眩い光に包まれた。
空からはさらに眩い光が前方に差し込み、私は目を瞑った。
どれくらいそうしていたのか。
いつしか光は収まっていた。
私はゆっくり目を開ける。
人の形をしたものが見える。声が聞こえる。
私の名前を呼んでいる。
それはいつか見た景色。もう戻らないはずのお花畑。
それはいつか聞いた声。もう返らないはずの幼馴染。
彼女が私の名前を叫びながら、私に思いっきり飛び込んできた。
私は後ろに倒れそうになったけど、なんとか耐えてみる。
彼女の温もりを感じることができる。彼女の体から私の体へ。
彼女の声を聞くことができる。彼女の口から私の耳へ。
彼女の涙を見ることができる。彼女の目から私の目へ。
涙?
そう、私も気づけば涙を流していた。
涙は悲しいときに流れるもの。
涙は悔しいときに流れるもの。
涙ってこんなにいいものじゃない。
私はわからなくなって、聞いてみた。
「・・・どうして、泣いてるの、シンシア」
「嬉しい、からよ。嬉しいから、泣いてるの」
私の幼馴染は嗚咽を漏らしながらもそう応えてくれた。
涙は嬉しいときに流れるもの。
そのとき初めて私はこのことを知った。
涙は自分の心から来るものなんだ、ということも。
私はこの奇跡を神様からのプレゼントだと考えた。
天空城を出るときに仲間の一人が言っていた。
「世界を救ったんだから、天空の神もなんかくれてもいいのにね」
つまりそれがこれなんだろうかと思ったのだ。
私のこれまでの人生は闇に閉ざされていたけど、
私のこれからの人生は光に包まれているんだ。
これまでの月日よりずっとずっと長いこれからの月日が私の前には横たわっている。
それを私は
私の大切な世界と
トモダチとともに歩いていこう。
そんなわけで今回は小説です。ドラクエ4の二次小説ですよ。
ちなみに主人公は女です。私、女主人公でプレイしてましたので。
エンディングの山奥の村でのシンシア復活イベントを基に書いてみました。
あのシーン(というよりエンディング)は全く会話も無く、ただシーンが流れるだけだったので、それを私のイメージしていたものを文字化してみた、というわけですよ。
それで、何故シンシアのシーンかといいますと・・・まぁ、みなさんも謎に思われたんじゃないんでしょうか?
どうしてシンシアは復活したのか?
という当然の疑問。
その解答がこれです。もちろん私の考えですけどね。
で、シンシアのシーンのイメージが一番やりやすそうだなぁと思ってちょこちょこ書いてたらいい具合になってきたので、このシーンにしたってわけです。
本当は全員分書いてみようと試みたのですが・・・私にはできませんでした。
あの人数を小説で動かすっていうのは難しいですね、やっぱり。
だから、物書きさんはすごいと思う。
私は2人を描写するだけでも大変です。
これを読まれて、不愉快になった、イメージが崩れたとかいう方がいたら申し訳ございません。
あくまでこれは私の中の物語なのでご了承のほどよろしくお願いします。
今後もなにかあれば書いてみたいなぁ、うん。
仲間と別れ
私は自分の故郷へと帰ってきた。
山奥にある私の村は私が旅に出たときのままだった。
焼け焦げた家。毒の沼。枯れた花たち。
私はかつて幼馴染がいた場所と同じ場所に寝転がる。かつて幼馴染がそうしていたように。
「私たち、ずっと一緒だよ」
そう言ってくれた友達はもういない。
もう
いないんだ・・・。
私の大切な世界とトモダチ
私はそれからしばらく空を眺めていた。
白い雲が流れ、その隙間から青い空が見えて、太陽が私の顔を照らしつける。
「神様、私の友達を、シンシアを・・・生き返らせて」
思いがけず口から零れた言葉。
そんな儚い願いは風の中に消えていった。
そのとき、
突然私の周りが、かつてお花畑があったところが、眩い光に包まれた。
空からはさらに眩い光が前方に差し込み、私は目を瞑った。
どれくらいそうしていたのか。
いつしか光は収まっていた。
私はゆっくり目を開ける。
人の形をしたものが見える。声が聞こえる。
私の名前を呼んでいる。
それはいつか見た景色。もう戻らないはずのお花畑。
それはいつか聞いた声。もう返らないはずの幼馴染。
彼女が私の名前を叫びながら、私に思いっきり飛び込んできた。
私は後ろに倒れそうになったけど、なんとか耐えてみる。
彼女の温もりを感じることができる。彼女の体から私の体へ。
彼女の声を聞くことができる。彼女の口から私の耳へ。
彼女の涙を見ることができる。彼女の目から私の目へ。
涙?
そう、私も気づけば涙を流していた。
涙は悲しいときに流れるもの。
涙は悔しいときに流れるもの。
涙ってこんなにいいものじゃない。
私はわからなくなって、聞いてみた。
「・・・どうして、泣いてるの、シンシア」
「嬉しい、からよ。嬉しいから、泣いてるの」
私の幼馴染は嗚咽を漏らしながらもそう応えてくれた。
涙は嬉しいときに流れるもの。
そのとき初めて私はこのことを知った。
涙は自分の心から来るものなんだ、ということも。
私はこの奇跡を神様からのプレゼントだと考えた。
天空城を出るときに仲間の一人が言っていた。
「世界を救ったんだから、天空の神もなんかくれてもいいのにね」
つまりそれがこれなんだろうかと思ったのだ。
私のこれまでの人生は闇に閉ざされていたけど、
私のこれからの人生は光に包まれているんだ。
これまでの月日よりずっとずっと長いこれからの月日が私の前には横たわっている。
それを私は
私の大切な世界と
トモダチとともに歩いていこう。
そんなわけで今回は小説です。ドラクエ4の二次小説ですよ。
ちなみに主人公は女です。私、女主人公でプレイしてましたので。
エンディングの山奥の村でのシンシア復活イベントを基に書いてみました。
あのシーン(というよりエンディング)は全く会話も無く、ただシーンが流れるだけだったので、それを私のイメージしていたものを文字化してみた、というわけですよ。
それで、何故シンシアのシーンかといいますと・・・まぁ、みなさんも謎に思われたんじゃないんでしょうか?
どうしてシンシアは復活したのか?
という当然の疑問。
その解答がこれです。もちろん私の考えですけどね。
で、シンシアのシーンのイメージが一番やりやすそうだなぁと思ってちょこちょこ書いてたらいい具合になってきたので、このシーンにしたってわけです。
本当は全員分書いてみようと試みたのですが・・・私にはできませんでした。
あの人数を小説で動かすっていうのは難しいですね、やっぱり。
だから、物書きさんはすごいと思う。
私は2人を描写するだけでも大変です。
これを読まれて、不愉快になった、イメージが崩れたとかいう方がいたら申し訳ございません。
あくまでこれは私の中の物語なのでご了承のほどよろしくお願いします。
今後もなにかあれば書いてみたいなぁ、うん。
テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学
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