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TARI TARI op.4~怒ったり 踊ったり~

2012年09月05日 09:00

自分にとっての「音楽」の在処を探す第4回。
それは、誰の為の音楽?

・今はただ、この瞬間の為に

<あらすじ>
海の家でワールドミュージックフェスティバルのリハーサルにて合唱部に茶々を入れてきていたのは来夏が大好きなコンドルクインズというグループだった。憧れの存在に出会えたことですっかり舞い上がってしまった来夏は合唱部を放り出してコンドルクインズに夢中になってしまう。そして、紗羽はそんな来夏の姿に苛立ちを覚えるのだった。来夏は、合唱部はワールドミュージックフェスティバルに出場できるのか―――。



<感想>
1話で和奏が来夏に問いかけた「何で歌ってるの?」という問いが帰結する回でございました。

コンドルクインズという憧れの存在を目の前にすっかり自分たちの合唱を二の次にする来夏ですが、紗羽はそんな来夏に苛立ちを覚え、とうとう怒ってしまいます。この時の紗羽は1話の和奏の姿とオーバーラップしますね。
ただ、音楽を楽しむだけなら合唱部である必要は全然ないんですよね。それだけなら、それこそカラオケだったり、ファンクラブで満足できるはずなのです。
それでも、合唱部を創って「歌いたい」という純真無垢な来夏の想いが和奏や紗羽の心を捉えていたはずで、憧れに目が眩んでその想いが揺らいでいく来夏に紗羽は怒りを覚えたわけですね。

紗羽の叱咤に目が覚めた来夏は自分の「歌いたい」という想いの源がどこにあるのか探し始めます。
「歌はいつでも歌えるけど、『今』しか歌えない歌がある」ことを知った来夏は改めてワールドミュージックフェスティバルに出る為に奔走します。

和奏は和奏で来夏が創った合唱部の存在は大きくなっているようで、一生懸命に練習するウィーンたちの姿に触発されて、彼女も合唱部が活躍できる舞台を探します。

まだ、「想い」はそれぞれだけど、同じことの為に奔走していた二人。
そこで、再び問われる和奏の問いにあの時と同じように来夏はやっぱり上手く答えられなかったけれども、二人の距離が確かにあの時よりも縮まっているのは私たちが一番よく知っているはずですよね。その証明に、二人が名前で呼び合う関係になったというのは上手い演出方法だなぁと思いますね。



さて、来夏のエピソードはこれにて終了か、とりあえずの一区切りでしょうか…いずれにせよ、物語の導入からここまでの牽引お疲れ様、来夏。
次からはとうとう和奏のエピソードになりそうです。



…と、このまま真面目路線で終わりたいのですが、やっぱり、一言言わせて下さい!

ベッド上の紗羽ちゃんがエロいです可愛いです!



次回、捨てたり 捨てられなかったり。
今は亡き母からの手紙を受け取った和奏は、夕焼けの砂浜で、海を見ながら何を思うのか。



・「TARI TARIラジオ ゆったりまったり放課後日誌」 第6回
はやみんのどら猫が可愛いですねー。芸人瀬戸ちゃんの罰ゲーム回は来るのか!?
「Triple Smiley」はこれまでの合唱曲要素はなく、普通のポップソングですね。この作品としては逆に珍しいタイプの楽曲で三人の女子高生が無邪気に歌っている様子がイメージされ、元気になれる曲でしょうか。
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Another op.4~Put flesh-輪郭-~

2012年08月22日 00:55

器の形が少しずつ浮かび上がる第4回。
僕は何も知らぬまま、次の犠牲者が生まれる。

・六月の死者/不可シ呪

<あらすじ>
桜木ゆかりの死のショックから自然気胸を再発させた恒一はあれから学校を休み、病院通いの毎日だった。幸いにも、再入院にはならなかったものの、後日、久しぶりに学校の教室に入るとクラスメイトの反応が急によそよそしいものになっていた。三年三組に「何か」があると感じている恒一は独自に調査を進めるものの未だその全貌を掴めずにいた。



<感想>
前回の「引き」がとんでもない引きでしたが、今回の「引き」もとんでもないものでしたw桜木さんに続いて、水野さんまでも…何だい、これは!私は怒ってるよ!彼女たちが何をしたって言うんだい!こんな可愛い美少女たちを容赦なく消してくなんて。こんな理不尽なことはないよ!だからこそ、インパクトも大きいのだと分かっちゃいる…分かっちゃいるが…原作でもここまで惨たらしい描写はなかったよ!顔がグシャアなんてなかったよ!

…さて、熱くなるのはここまでにして。

水野さんのエンドシーンは映像化ならではの見事な表現と流れでございました。前述の通り、原作ではアニメで表現されたような出来事がああまで具体的に描写されてるわけではなかったので、このシーンも半ばオリジナルと言えるシーンで、上手く膨らませた秀逸なシーンだと思いました。死へのカウントダウンが迫る恐怖と焦燥感とがすごく伝わってきます。



綾野彩との会話シーンも原作にはないオリジナルシーンで、これはその前のシーンで水野さんが語っていた「普通起こり得ないような事故」を表現したこれまた上手い追加シーン。桜木さんの件ももちろんその事例の一つではあるのですが、アニメの尺用に膨らませた場面で、こういうオリジナル要素が原作既読組にも楽しめる配慮がなされていていいですよね。
そもそも、赤沢さんですら原作ではここまで出張ってこないので、なおさら他のクラスメイトがこうして表現されるのがこの作品に初めて触れるような新鮮な感覚を与えてくれます。「対策係」が赤沢さん以外にもあの中尾くんや杉浦さんもいるのね。この辺りも面白かったんですよね。



今回は以上のような「不可思議な事故」を中心とした話だったので、「見えない死の呪い」ということで「不可視(死)の呪い」→「不可シ呪」としました。
うーん…私はラノベ作家にはなれんなwネーミングセンスゼロw中二病的にルビを振るなら「インビジブル・カース」とかw

こうした、「不可思議な事故」と三年三組がどのような関わりを持っているのか…それは次回以降、ですね。タイトル通り、「骨組」は出来上がってきてます。



次回、Build limbs-拡散-。
悲劇の連鎖は拡がっていく。それは、誰の怨嗟の声か。

TARI TARI op.3~振ったり 出会ったり~

2012年08月11日 01:09

合同発表会が終わり、再び、合唱部が始動する第3回。
またもや合唱部廃部の危機。ゼロからの部員集めに東奔西走。

・微妙な距離感

<あらすじ>
合同発表会の終了と共に三人に戻った合唱部は改めて数合わせではない、戦力になる部員を探すことになる。同じ頃、一人きりのバドミントン部員の田中大智も教頭から廃部を言い渡され、途方に暮れていた。そこに目をつけた来夏は彼にバドミントン勝負を挑み、合唱部が勝ったら大智が合唱部に入部することを条件にしたのだが、その勝負の行方は―――。



<感想>
三度目の正直!とうとう、来夏の入浴シーンが!来夏と紗羽ちゃんの水着シーンもあるよ!

…と、それはさておき、こほん。

今回は「微妙な距離感」ということで、合唱部三人の距離感について。

来夏と和奏は未だに名字に「さん」付けとどこか他人行儀なものに対し、和奏と紗羽とは出会って間もなく名前で呼び合う関係になっていました。
大智とのバドミントン勝負に勝った後で合唱部三人で喜びあう場面で判明する事実ですが、来夏はこの事実に驚きや戸惑いを隠せません。
来夏の側では和奏との間に「壁」はないと思っているのでしょうが、和奏の側では来夏に対する何かしらの「壁」を意識的か無意識的かはともかくあるのでしょうね。
来夏と和奏も名前で呼び合える関係になるといいのですけど…その時こそ本当に合唱部が一つになった瞬間かもしれませんね。

一応、漫画版も読んでいるので、これについての原因や理由はあれこれと書けそうなのですが、アニメではまだそこまで話が進んでいないので、これについては後にまたかけたらいいです。
少し触れるならば、和奏が来夏のどこにひっかかりを感じているのかは、やはり、「音楽」に対する取り組み方や姿勢、スタンスだと思います。これは、教頭もひっかかりを感じているところなのですが、紗羽や大智の視点まで引いてみると、「音楽」に限らず、「物事」に対する取り組み方や想いが他のキャラとは違うのですよね。
それでも、和奏が来夏のことを完全に否定しているわけではありません。それは、和奏が合唱部の退部届を出そうとしながらも、結局、出せなかったことからも前回の話からも分かると思います。

ちなみに、漫画版ではこの「微妙な距離感」というのは全く上手く出せていませんねw紗羽ちゃんは出会って瞬間和奏のことを名前で呼びますので。しかも、和奏や教頭の黒い部分が濃く表れ過ぎてて、ギスギスドロドロしてますね。
アニメと比べると、漫画版は質は数段落ちますが、興味本位で読んでみるのもありかもしれません。アニメとは違った構成になっているので、もう一つの「TARI TARI」が楽しめると言えば、楽しめます。
「花咲くいろは」の漫画版もまだ連載が続いて、佳境に入っていますが、こちらの出来はアニメと遜色ないほどなので、私としては「TARI TARI」の漫画版も期待していたのですが、今のところはちょっと否定寄り。



和奏の母親と校長との繋がりや、教頭と合唱部の繋がりが見えてきたりと着々と物語のピースが組み上げられていくのが感じられます。全ての真実が明らかになった先にどんなストーリーが待っているのかわくわくしますね。



しかし、まぁ、「合唱時々バドミントン部」とはこのよくばりさんめ、と思いましたが、来夏らしいなぁと微笑ましくもなったものです。
私が小学生の時にも「鉄人クラブ」というものがあったのですが、このいかついクラブは何をするのかと言いますと、サッカーしたり、野球したり、プールに入ったりと…スポーツ全般をやるクラブだったのですw文字通り、野郎しかいない華のないクラブだったのは言うまでもない。



次回、怒ったり 踊ったり。
謎の外国人とご老人の正体は…?



・「TARI TARIラジオ ゆったりまったり放課後日誌」 第5回
2話の紗羽ちゃんに惚れた方はやはり多いな…ライバルがいっぱい。産婦人科にいた紗羽ちゃんは何か、こう…ねw何かそそられるものがあるよね!?(何故か同意を求める)
合同発表会での二人の「心の旋律」は来夏が主旋で、紗羽がそれを支えるハモリの役割でしたが、合唱曲らしい良い曲、良い歌声でした。今回のEDは男子二人が揃った「潮騒のハーモニー」でしたが、これもまた見事なハーモニーでございました。このハーモニーの最後にミックスされるのはあやひーの歌声ですが、いやはや、本当にどうなるのか期待せざるを得ませんね。

Another op.3~Bone work-骨組-~

2012年08月03日 22:36

惨劇の幕が上がる第3回。
どこからが始まりだったのか。いつからが始まりだったのか。未だ僕は何も知らない。

・五月の死者/存在証明

<あらすじ>
人形館にて恒一は鳴から二十六年前の三年三組に起きた不思議な現象について教えられる。この話には続きがあるようだが、誰に訊ねてみてもはぐらかされるばかり。しまいには、勅使河原からはいないものの相手をするのはよせとまで忠告を受け、自分が見ている鳴の存在について疑心暗鬼になってしまう。話しの続きは来月になれば教えてくれるようだが―――。そして、中間考査の日に事件は起きる!



<感想>
前回に引き続いて地味な回に思われるかもしれませんが、実は、今回は会話の端々に伏線が張られているところが原作においても巧妙に隠されていて上手いと唸らされるところです。その伏線が明かされて感激するか落胆するかは私たち次第ですが、どちらかというと私は後者の側で、ちょっとがっかりしたクチですw「そんなもんか…」と思われる方も少なくはないはずで、まぁ、それについては後になって結果が勝手についてくることでしょう。

ただ、それでも今回の描写が秀逸だと思うのは、伏線に加えて、「見崎鳴の存在」を不安定にしてホラー性を演出していることなんですよね。恒一には鳴が見えているのに、他人には鳴が見えていないように感じさせるつくりは、果たして彼女は本当に生きている人間なのか、それとも、幽霊なのかと恒一の思考を惑わせます。その前に、二十六年前の三年三組の「ミサキ」の話を聞かされているのが、それに追い打ちをかけますね。

今回は「引き」が衝撃的なものになりました。
原作を読んでいた時も、桜木さんの死に「うわあぁぁぁ―――!」と叫んだ私ですが、アニメでも叫んでしまいましたwこんなにも可愛い委員長が最初の死者になってしまうなんて世の中なんて理不尽なんだ!と思ったものです。この理不尽がまだまだ続くからAnotherは恐ろしい…。
映像で見せられると、まぁ、何と言いますか…ビクンビクンしてましたね。



今回の描写はほとんど原作にもあるものでしたが、それを演じる役者が異なっているのが、原作既読者としては面白かったところなのではないでしょうか。

新規で追加されてたシーンとなると、「進路」の話が微妙に膨らまされていましたね。あの話は恒一、勅使河原、風見の三人で終始する話だったのですが、アニメでは赤沢さんも絡んできてました。風見が桜木さんのことを意識してると思わせるようなシーンや赤沢さんの東京への過剰な反応はどのように活かされるのか楽しみなところです。…尾崎の赤沢さんへの好意や恒一への嫉妬も後の伏線なのでしょうね。

次の修学旅行のくだりなんかは原作では勅使河原が担当してましたが、アニメでは桜木さんでした。加えて、桜木さんの東京への憧れを感じさせる描写も入っていました。赤沢さんも桜木さんも女子高生ならではの純粋な都会への憧れというよりも別の感情があると思われるのですが…。

進路のシーンでは目がぼうっとしてて、いわゆる放心状態だった桜木さん。その放課後に恒一を誘ったところを鑑みると、何かの「予感」でもあったのでしょうかね。…これについては後に触れる機会がある、かな?
それにしても、放課後に女の子から「一緒に帰ろう」のお誘いとは…くそっ、くそぅ、うらやましい!尾崎くんの気持ちが分かってしまうなんて。



次回、Put flesh-輪郭-。
少しずつ形になっていく。悲劇の連鎖と共に。

TARI TARI op.2~集ったり あがいたり~

2012年07月30日 12:34

合唱部を創設して、合同発表会に臨む第2回。
足が竦んでも、手が震えても、みんなの支えと共に歌いたいが為に。

・三人だけの発表会

<あらすじ>
合唱部をつくることを決めた来夏は和奏や紗羽、弟の協力もあって何とかメンバーを集め、合唱部は正式に「部」として認められることになった。課題曲も決まり、練習を重ね、いざ、合同発表会へ!しかし、その当日に思わぬアクシデントが発生して―――。



<感想>
紗羽ちゃんが可愛い過ぎて、格好良くって、胸が辛い。もしかして…不整脈?

…というネタはともかく、本気で紗羽ちゃんが可愛くて、格好良いのですよ。



一年前の合同発表会での来夏の失敗が明らかになりましたが、それを軽く笑い飛ばす紗羽と恥ずかしがる来夏の姿を見て、二人の関係は本当に「友達」なんだなと感じました。

ここで深刻に捉えられる方が問題なんですよね。何故なら、いつまでもその失敗を引きずっていて、「過去」のものにしきれていないということだから。
ですが、来夏の中では一年前の合同発表会の失敗はきちんと「過去」のものになっていて、紗羽もそれを分かっているからこそ、恥ずかしい失敗の出来事も「笑い話」にできちゃうのですよね。「一年」という時間は彼女たちにとってそれほどの成長を促してくれる時間ということです。

だからといって、忘れることができてしまうほどの軽い出来事でもないというのが、合同発表会の時の来夏の態度や反応からも窺えます。
そんな時に紗羽の熱い叱咤激励や支えが来夏の大きな力になります。…もうね、紗羽ちゃんが本当に可愛くって、格好良くって、素敵過ぎます。何なの、この万能少女。こんな娘、私も欲しいよ!でもね、こういう娘はかまってあげたい!いつも他人の心配ばかりしてるから、せめて自分だけは心配してあげたいの。落ち込んでいる時に頭を優しくなでてあげたいんだよー!!



すみません、ちょっと妄想が止まりません。
しかし、やはり、あのゴスロリ衣装は紗羽ちゃんの趣味なんだろうか!?ママンやパパを見てる限り、そうとしか思えないw大智くんは「変な衣装」と(多分、紗羽ちゃんの衣装を)評価しましたが、そんなことないだろー!めっちゃ、可愛いじゃん!!!
紗羽ちゃんのママンは能登麻美子さんでしたが、「花咲くいろは」に引き続き、これまた勇ましい役ですねw



和奏はケーキを条件に少しずつ合唱部に参加していくことになりますが、もちろんこれは建前で本音の部分は来夏の「歌うこと」に対する真摯な姿勢に惹かれているのだと思います。彼女はそれを認めはしないでしょうが、やはり「音楽」が大好きで「音楽」から離れられない性質なのだと分かる回でもありました。
来夏のそんな姿勢は彼女を批判した教頭にも響いたみたいで、一度は合唱部の課題曲から取り上げた「心の旋律」を改めて歌うことを許しました。
この「心の旋律」は和奏にも教頭にも何かしらの思い出がある曲みたいで、この作品のキーになりそうですね。そして、校長先生の本当の狙いは何なのか?



合唱のシーンは来夏と紗羽の背後から照明を映すカットが秀逸。歌声は上に向かって飛ばすイメージが大切だとか音楽の先生からよく教えられた覚えがあるのですが、それが表現されてるようなカットだと思ったのですよね。



次回、振ったり 出会ったり。
一つのイベントが終わって、次のイベントが始まる。



・「TARI TARIラジオ ゆったりまったり放課後日誌」 第4回
今回も罰ゲームは高垣さんでしたが、馬の名前がアヤヒダジャレスキーって…どこのロシア人、もとい、そのまんまで噴いたwその期待に応えるようにエンディングまでダジャレ連発でしたが…いやはや、瀬戸さんも早見さんも順応性が高いなーw
このお三方のガールズトークは本当に私得ですわー。とてもほのぼのしていて和やかしていて安定していて楽しく聴けますね。


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