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君に届け op.15~ライバル~

2010年02月14日 23:59

胡桃編クライマックスの第15回。
ずっと胸に秘めてきたこの気持ち、万感の想いを込めて、今、君に届け―――!

・一脚の椅子を巡る争い(前編)
爽子と胡桃はお互いがどれだけ風早のことが好きなのか改めて思い知った。そして、風早に誤解されたままの胡桃は爽子の言葉を受けて、その誤解を解こうとする―――。

長かった胡桃編も終わりを迎えたということで、胡桃編のまとめも兼ねて爽子と胡桃の二人について書いてみたり。そして、二人の頂点に立つ風早についても少し。

今回を含め、胡桃編の一連のエピソードを見て、重要だったのは、胡桃がずっと一番大切にしてきた想いを爽子に打ち明けたことだったんじゃないかなと思います。
さて、ですが、この事柄には一つの疑問点が出てきます。
それは、どうして胡桃が自分の大切な想いを爽子に打ち明けたのかということです。
今回の話を見ても分かるように、「風早が好き」という胡桃の一番大切な想いは当の風早が好きになってくれるまで誰にも教えるつもりはなかったということです。
それなのに、どうして胡桃は爽子に打ち明けちゃったのか。自分で決めたルールを破ってまで。

まぁ、胡桃という人間は本来はとても不器用なんだと思います。
今でこそ胡桃は器用に本音と建前を上手く使い分けて人間関係を構築してるようですが、昔の胡桃はいつだって本音のみで人間関係を構築していたつもりでした。
しかし、その本音は正しく伝わらず、相手の心の中で曲解されてしまいます(実は、1回目の記事で書いていた私が考える「コミュニケーション」のもう一つの問題ってこのことなんですよね。方法を知って、実践できたとしても、その思いが正しく伝わるわけじゃないってこと)。
そんな過去の経験が今までの胡桃を形成していた要因の一つですよね。
そうやって、本音と建前を使い分けて生きていく術を身につけ、生活してきた胡桃ですが、一つの例外が登場します。
その例外が爽子であって、彼女の心には言葉がまっすぐに届いてしまうんですよね。人の気持ちに裏があるなど考えもしないのです。
爽子は建前も本音もありのまま受け止めちゃうから、胡桃にとってはそのことが心の片隅の意識しないところで嬉しかったんだと思います。
実は、胡桃は本音と建前を使い分けて生きていくやり方に窮屈さを感じていたと思います。だから、風早への告白後は本来の本音のみで生きていくやり方に戻していましたしね。そういうところからの解放感もあったと思いますよ。
とにかく、胡桃にとって爽子は飾らない本来の自分のやり方で付き合っていける二番目の人だったんだと思います。だから、胡桃は爽子に自分の一番大切な想いを吐露しちゃったんじゃないかなと。胡桃自身はそんなこと絶対認めないと思いますがw

こうして見ていくと爽子と胡桃って本質はとても似ているんですよね。どちらも本音のみで生きていく。
だからってわけじゃないですけど、二人が同じ人を好きになるのもある種、必然みたいなものなんですよね。
今回のエピソードでは風早のことでのみ共感し合ってましたが、風早の存在を無くしても、二人は共感し合えるいい「友達」になれたと思いますよ。・・・ってことは本編でも触れてたかな?

ちなみに、胡桃が本来の自分のやり方で付き合っていける最初の人は、爽子が自分のやり方で付き合っていける最初の人と同じです。
つまり、風早です。
そんな風早も爽子や胡桃と同じ性質なんですよね。だから、付き合っていける。

それにしても風早はやはり、超越した存在です。
爽子や胡桃のような障害もなく、本音のみのやり方で良好な人間関係を築いていますからね。胡桃ですら、他人から悪口を言われるというのに、彼を悪く言う人はいません。風早を悪く言えるのは風早自身だけです。
もしかしたら、彼にも何かしらの障害はあったのかもしれませんが、この辺りは定かじゃありませんね。野球をやめてしまったことと何か関係があったら、面白いかもなんて妄想してみたり。

半ば妄想の領域で語ってるような気もしますが、私が感じたもの/ことが私の中では正解ということにしておきましょうw
だいたいの物語の創り手はそう言うような気もしますし。そう思ったならそういうことだと思うって。



肝心の今回の内容についての感想ですが・・・爽子と胡桃のガールズトーク、胡桃の告白シーン、胡桃の「ライバル」宣言―――今回は何も言うことないですよ。

・・・と、まぁ、それで終わらせるわけにもいかないのでしょうが、何を書いても意味が無いような気がして。見所たっぷりで、そのどれもがとても良かった。
特に、胡桃の告白シーンは力入ってましたよね。言葉を失うほど完全に見入ってしまいました。

そして、胡桃はこの作品においてどういう位置に着地させるのか。
原作を読んでる時も、ずっと気になってましたが、これが上手いですよね。「ライバル」かぁ。「好敵手」と書くんですよね。
完全敗北の胡桃ですが、いつも爽子でいっぱいの風早の心の中も、あの日だけは胡桃でいっぱいで、勝利していたでしょうね。うん、勝ち負けの問題じゃないんだけどさ。
こういう経験を経て、人は強くなっていくのでしょう。爽子にとってはより強力な相手になりましたね。

今回は、可愛い胡桃の姿や格好いい胡桃の姿が思う存分堪能できます。
正に、胡桃編クライマックスにふさわしいハイクオリティな回だったと思います。



さて、今回は「一脚の椅子を巡る争い(前編)」としましたが(後編)はもちろん原作で消化し終えたばかりのあのシーンのつもりです。アニメではそこまでできるのかどうなのか。
とりあえず、胡桃はその争いから脱落してしまいましたが、胡桃の最大の失敗は、「建前」を使うようになったことでしょうね。おそらく、今の胡桃なら風早を振り向かせることができるんじゃないかなぁと思うのですが、どうでしょう。

恋の味を知ってますます爽子の人生は楽しいものになっていきます。次回から新シリーズです。
しかし、まぁ、体育祭の一日は激動でしたw



次回、夜噺を語らう―――。
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