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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト op.10~旅立チ・初雪ノ頃~

2010年03月23日 21:07

リオの旅立ちとある老婆のエピソードが描かれた第10回。
自分にしか為せないことを成す為に、今、その足で歩きだす―――!

・旅立ちの朝に響く音
カナタがセーズの街に来て半年。季節はすっかり冬へと移り変わり、外の冷え込みと共に、リオもまた悩みを抱え、塞ぎ込むようになる。そんな時にリオが出会った一人の老婆。彼女がリオに与える影響とは―――?

今回を含め、これまでのエピソードの色んな出来事がリオに多大な影響を与えてきて、その結果が、ラストの「旅立ち」という決断になるんですが、その決定打がジャコットさんという突如として現れたキャラクターによってなされるというのが、個人的には首を傾げたくなるんですよね。
これが、前回も言ってた不安の正体でもあるんですが、どうしてわざわざ新しいキャラクターなのか?既存のキャラクターでできないのか?とか考えてしまうんですよ。この作品、各キャラクターの役割が薄くて、それが、ストーリーの薄味にも繋がってるのかなとか考え始めて、だからこそ、よけいにそう思うのです。もっと、キャラクターに役割を与えて欲しい。



肝心要のジャコットさんのエピソード自体もうーん・・・といった感じですが、彼女が幸福だったのか、不幸だったのか―――どちらに捉えたかによって評価が分かれそうなところです。

リオの悩みというのは(正確ではないかもしれませんが)、隣国(正統ローマ)との休戦協定が上手くいってなくて、いつ戦争状態になってもおかしくない状況の中で、父親の要請を受けて、イリアの代役を果たす為に王都に戻るべきなんだけど、その父親は自分の母親を捨てた憎い相手で、そういう人の下に戻りたくないということなんでしょう。

もちろん、ここに至る以前に、そもそも自分にイリアの代役が務まるのかという悩みは9話のクラウスによって、自分の存在意義の自覚は7話のフィリシアによって解消されています。

個人的に、この最後の悩みはとてもささいなことだと信じたいです。あまりにもリオの個人的な感情の問題で「国」と「自分」を天秤にかけていて、こんなのリオの考えじゃなくて、私の考えだ!と思いたいのです。

だから、リオの胸の内ではもう答えは決まっていて、最後の一押しがこのエピソードだったのではないかと。

で、最初に戻るのですが、リオは幸福だったと捉えたんでしょうね。自分は母親が不幸のままに死んでいったと思っていたけど、当の母親は幸福を感じていて、もしかしたら、父親も自分も知らない何らかの事情で母親を捨てたのかもしれなくて、そして、父親に対する見方が変わったのだと思います。

ですが、これは少し強引かなとも思っていて、実際には、母親の問題と父親の問題は別問題じゃないかなと思います。
今回のエピソードで母親の問題は片付くとして、そこから繋げて、父親を赦すor赦さないには発展しないようなと。

そもそも、個人的に、今回のエピソードの前提(リオの最後の悩み)があってないようなものだと思っているので、その段階で今回のエピソードはうーん・・・なのですがねwリオは「遠回りしなくちゃ、前に進めない」キャラクターなのかもと思うことにします。



相変わらずカナタとリオが絡むシーンはいいシーンが多い。やっぱり、小隊メンバー同士の絡みをもっと見せて欲しかったというのはありますね。リオにとってセーズの街や第1121小隊がかけがえのないものということに疑問符が出てしまうのは、こういうことなのかな。



何か、リオもしがらみから解放され、伏線も回収されてってるのに、どうにも「爽快感」は出てこないんですよね。それどころか、言葉にできない妙なもやもや感ばかりが残るのはどうしたものか。直接的な答えじゃなく、抽象的な答えだからだろうか。

それにしても、決定打を打つのは7話のフィリシアか9話のクラウスだよなぁ。その点でも残念なんですよね。
まぁ、一番の功労者はカナタでしょうし、総合的な目で見れば、納得できる範疇なので、良しとしましょうか。



次回、リオが去った第1121小隊の下に現れた人物とは―――?
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