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君に届け 2ND SEASON op.9~告白~

2011年04月10日 23:59

爽子の想いを風早に届ける第9回。
「ごめんね」の代わりに「ありがとう」を。

・一脚の椅子を巡る争い(後編)

<あらすじ>
微風に靡くカーテンの音。窓から射し込む夕日の光。空間にあるは二つの影。爽子と風早。再びの告白。



<感想>
「好意」の行為。なのに、その答えはいつも「謝罪」。
「ごめんね」。
実は、自分のしている行為は「迷惑」なんじゃないかと疑う日々。

そして、今日も「好意」のつもりの行為。
でも、初めて「謝罪」とは違う答えを聞いた。
「感謝」の気持ち。
「ありがとう」。

それが、彼女の世界を大きく変えた。

なのに、どうして私は「ありがとう」をくれた彼に対して「ごめんね」で返していたのだろう。
それは私を私だけの世界に閉じ込めていたはずなのに。

彼の行為を「迷惑」だなんて。
そうやって名付けられることがどんなことか私は知っていたはずなのに。



だから、今度は言うね。
「ごめんね」の代わりに「ありがとう」を。



そして、「大好き」の想いも込めて。








長い長い告白編とも言うべきエピソードも終盤です。
今回のハイライトはもちろん爽子の告白シーン。
そして、これは物語全体のハイライトでもあるのですよね。今まで散々重要シーンはあったけれども、これこそが最も重要なシーン。

おそらく、風早にバレンタインチョコを渡す時が今回のようなシーンになったのかもしれなかった。
ただ、あの時の爽子には胡桃の横やりもあって「風早の『好きな人』」が示唆されたんですよね。
「自分の好きな人以外からの『本命チョコ』は受け取らない」ということから疑心暗鬼になってしまったんです。
もし、受け取ってくれなかったら・・・という懸念と共に、もし、そうなら自分の「好意」は「迷惑」になってしまうと思って、下心入りのチョコを渡すことを断念したのでした。
実は、そのことが風早との間に「壁」を作ることになってこれまでのいざこざになってしまうきっかけの一つになってしまったという。



さて、爽子の告白シーンですが、胡桃の告白シーンでもそうでしたが、台詞・演出・構図・間の取り方、どれを取っても本当に完璧に感じます。何度観てもそう感じます。

こういうことを書いちゃうと、水を差すようで非常に申し訳ないんですけど、いつも私はアニメを観ている時は、「私だったら、こうする」みたいな上から目線で観ているのですよね。私も何かしらの「物語」を創りたいなぁといつもいつも思っている人間でして、常に考えながらアニメを観て、楽しんでいるつもりなんです。
で、今回のようなシーンを見せつけられると、呆気に取られて何も言えなくなる状態になる一方で「悔しい」って気持ちになるんですよね。「君に届け」はそういうシーンが多くて、困ります。困ると同時に嬉しいのです。

そういう訳でして、私は、「爽子は何て告白するのかな?」って野暮なことも気になったりしてたわけです。
爽子の告白は彼女のありったけの想いが込められていて、とても彼女らしくて素直にいいと思いました。あれで1/10しか伝えられなかったと言うのですから、風早に対する想いはもっともっとあるんでしょうね。
でも、「告白」という舞台で、彼女は震えながらも勇気を持って、想いを伝えました。その姿は私には遥か遠く、羨ましいとしか言えません。

後、秀逸なのは構図なんですよ。廊下にいる爽子と教室にいる風早を挟んで「ドア」があるという構図が。
この「ドア」が爽子が風早に対して作った「壁」のイメージとして働いているんですよね。
そして、爽子の告白を受けて突き動かされた風早が「ドア」を開けて爽子を自分の世界に引っ張り込む、というのが爽子と風早の間にあった「壁」がなくなったことの証明と風早の男らしい一面が見られるいいシーンになってると思うのです。



ただ、ここで邪魔が入ってしまうのが、私的には残念なんですよ。
ぶつ切り感満載で、物語の都合上を感じてしまうのも。

ここは、「二人が抱き締め合うことで同じ想いを共有していることを互いが『実感』していること」が大切なのかもしれない、と原作を読んだ時も感じました。今回もこれで行こう。



物語のスピードは緩むことなく次回へと続きます。



次回、ここから。
始まりの音、響く。
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