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花咲くいろは op.24~ラスボスは四十万スイ~

2011年09月17日 23:50

輝ける明日と輝きを失いつつある今を描く第24回。
一人の少女の明るい未来と一人の老婆の夢のおとしまえ。



・そこにあなたがいるなら/夢の代償

<あらすじ>
東京にて、孝ちゃんと再会を果たし、孝ちゃんの気持ちを知った緒花は、「自分の気持ちも伝えたいから」と、ぼんぼり祭りに来てほしいとお願いをする。
緒花が喜翆荘に戻って来ると、旅館には予約の電話が殺到し、てんやわんやになっている従業員の姿があった。雑誌の特集で喜翆荘がクローズアップされた影響だった。「喜翆荘はまだまだ盛り返せる」と俄然やる気を出す喜翆荘の面々だったが、女将であるスイの気持ちは変わらないままだった。



<感想>
ラストエピソード起承転結の「承」。
今回は、緒花とスイの対比関係が構成的にも非常に美しく計算されたように描かれていて良かったです。前回のサブタイトル「夢のおとしまえ」は本当はここでも使いたかったのではなかろうかと思いますね。



スイが喜翆荘を閉じようとしているその本音を緒花にだけ明かしたのですが、緒花はそんなスイの気持ちや考えを「お年寄りなんですね」の一言でバッサリ突き放しました。これはなかなかすごいなと思いました。もっとオブラートに包んでやれよwと言いたいところですが、緒花は空気の読めない子なので仕方ありません。むしろ、自分の考えを素直に言うところが彼女のいいところでもあるのですから。まぁ、もちろん、時としてそれは残酷でもあるのですがねw

今回はどちらかというと、それに類するもので、要するに緒花は「女将さんの目はもう曇ってるんですね」とでも言いたげ。
スイは、いつまでも自分の夢にみんなを巻きこむことはよくないと思ったからこそ、喜翆荘を閉じようとするわけですが、緒花の目には、喜翆荘で働くみんながそれで不幸になるとは思っていない(本編では「女将の夢がみんなの夢になるかもしれない」と緒花は言ってますね)んですよね。もしかしたら、最初は女将の夢に縛られていたのかもしれないけれど、今のみんなの姿を見ていても、そう思うんですか?ということですね。

でも、スイがそういった楽観的な視点を持てないのは、結果はどうあれ過去に皐月と縁を自分の都合で振り回しているという事柄があるからでしょう。もし、あの時ああしていたら、もっと幸せな人生を二人は送れていたのではないか・・・なんて無意味な仮定を何度もしたのでしょうね。
また、16話にて、スイが映画製作を縁に全権譲渡しましたが、その結果は失敗に終わりました。縁に旅館経営は不向きであること、不幸な結果になることは既に証明されてるようなものなんですよね。今回も、縁はスイに対してささやかな反抗をしていますが、あれも本当ならやってはいけないことだと言えますし。

それから、スイは緒花と違って一般的に「先」がもう長くありません。そういった焦りも視界を曇らせている要因の一つかもしれません。



今回はそのようなスイと対比するような緒花の姿が最初に描かれますね。
孝ちゃんと再会を果たした緒花は、いつか別れを告げた公園で、孝ちゃんのありのままの気持ちを知ることになります。緒花がぼんぼり祭りに来てほしいと孝ちゃんを誘ったのは、緒花自身も孝ちゃんと同じように今自分が立っている場所で自分のありのままの気持ちを伝えたいと思ったからでしょう。
しかし、二人の心は既に繋がっていることが分かりますね。孝ちゃんの歓喜の雄叫びは噴きましたw

緒花の前には花咲くような明るい未来が待っていることが窺えますね。このような緒花の姿を最初に描くことは「先」が長いことを時間的に証明している効果があると思います。スイの本音を語るシーンが最後にあるのはその逆です。「人生の長さ」をアニメの尺を利用して演出しているのではないかと勝手に考えてしまいました。緒花とスイの対象的な姿、状況を構成で巧みに演出してみせたのではと思います。



「これから」を考えるよりも、今は「今」を精一杯ぼんぼる!

何とも緒花らしい決断だなぁと思うのですが、他の喜翆荘の面々はそういうわけにはいきません。無理な予約を何とか入れようとしたり、ぼんぼり祭りの会合に参加しないのは、喜翆荘を閉じようとする女将に対するささやかな反抗ですね。ちょっとやり方は間違ってるんじゃないかと思うのですが、正攻法では考えは変えられないと思ったのでしょう。かなり強引な方法です。

お風呂場で菜子がたわわに実ったおっぱいを揺らしながら憤慨するように、誰もがスイの考えに納得できていません。
それは、もちろん、スイがそうしようと決めた理由を明かさないからなのですが、そうするのはその理由が至極個人的な感情によるもので、到底納得してもらえるとは思ってないからでしょう(縁をはじめ、みんなが喜翆荘を閉じようとする理由が「経営的な側面」があると思っていることをスイは知っているから、なおさらですね。事実、緒花には納得してはもらえませんでした)。どちらにしても、結果は同じです。

なのに、緒花にだけその理由を明かしたのは、彼女の姿が過去の自分と重なり、唯一、理解してもらえるのではないかと思ったからだと思います。まぁ、その結果は、上述の通りですがwさすがの女将もがっかりしつつも、期待していた自分に笑えたみたいですが、一方ではそういう答えが来ることも分かっていたのかもしれないような清々しさでした。スイの本当の気持ちを知った緒花も理解はできないものの本音を明かしてくれたことでスイに対するもやもやは晴れたみたいです。

これをきっかけに最終的にはスイはみんなにも理由を語るのかは気になるところですが、やはり語りはしないかな。
では、どうやって、みんなを納得させるのか。もしくは、スイが折れるのか。両者の戦いの鍵を握るのは半ば板挟み状態になった緒花にあります。彼女の活躍が結果を左右することでしょう。頑張れ、緒花!



今回のサブタイトルも上手いことつけますねwお風呂場でのシーンは正にラスボスでしたwBGM含め、女将の巧みなお風呂場整理整頓術はお見事w



次回、私の好きな喜翆荘。
見失いつつある、本当の姿を。



・「ぼんぼりラジオ 花いろ放送局」 第24回
週替わりパーソナリティーは戸松遥さん。
「喜翆荘の秘湯だより」では「どろどろオムライス」の話題がありました。オムライスの卵を「どろどろ」にできるかどうかは料理をする者として一種のステータスですよね。
エンディングではまさかの岸田メルさんがご登場。え!?何、このイケてるメンズ。めっちゃ、いい声wラジオ慣れしてるし、どことなくリア充のかほりがするんだが・・・。
そして、次回は、ラスボスさんがゲストということでw何ともグッドなタイミングで襲来しますw
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