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UN-GO op.3~覆面屋敷~

2011年11月19日 17:52

「虚構」で塗り固められた屋敷で事件が起こる第3回。
私は「法」を破らない。故に、「正しい」。

・人と機械の境界線(前編)

<あらすじ>
「R.A.I」という人工知能の研究者として名を馳せた佐々駒守。七年前の爆発事故で亡くなった彼の命日に、駒守の後継者であった佐々風守が駒守と同じように亡くなってしまう。「呪い」だと疑う一家の中で、ただ一人それを否定する光子であるが、それを根拠づける材料は何もなかった。そして、この事件の解決は例によって海勝の元へと届けられたのだが、梨江は「真実」が曲解されることを嫌がり、「敗戦探偵」結城新十郎に事件の解決を依頼するのだった。


<感想>
今回のエピソードは前後編にわたるということで、まぁ、「問題編」と「解答編」に分かれているということですね。今回は「問題編」です。

今回の事件の発端を辿ってゆくと、「駒守の事件」にまで遡る必要がありそうです。

風守の死が、駒守の命日の日であったことに加え、末路も似たようなものであったことから、屋敷の住人は「呪い」であることを疑うのですが、駒守の事件はどのように処理されたのでしょうね?

ここにまたしても関わってくるのは、前回にも出てきた「新情報拡散防止法」という法律みたいですね。今回はその法律の成立の直接の原因が知れるという上手い構成。そして、また、1話のように人によっては駒守が「英雄」、「悪者」扱いにもされてしまうという構図です。この時の駒守の心中は如何に?というところですが、その辺りも不明のままですね。

最後に、風守が「人間」ではなかったことが判明して、茶目っ気たっぷりにこれまた唐突に今回は終わるのですが、では、風守の事件の時に死んだのは誰なのか?という新たな問いが出てきます。糸路と木々彦は風守の正体を知っていたみたいなので、彼らの口から真実が明かされるのでしょうか?新十郎の冴え渡る名推理は次回に期待、というところで引きです。



今回は前後編の構成なので、余裕があるのか、「戦争の傷跡」というものが窺えますね。
「夜長姫」の戦意高揚の助けもあってか、自衛隊の武力行使も認められ、本格的に国内でも戦争が行われたようでした。その代償として、建物の倒壊など分かりやすい描写がなされていましたね。

そして、その半ば倒壊した建物に住む新十郎の下へ、梨江が訪れるところから今回はスタートするのですが、彼女が馬に乗ってやってきた、というのが面白いところです。

その理由は、新十郎がいた建物の場所が立入禁止区域であり、歩行や車両の進入が禁じられているから、というものなのですが、その後で、彼女は「私は海勝麟六の娘です。法は侵せません」と言います。
ここには、梨江のパーソナルや信念が見て取れるような気がして、見過ごせるポイントではないと思うのですよね。
つまりは、彼女は「自分がどういう存在であるかを表明することで、海勝の名前と父に対して誇りと尊敬を持っている」ということ、さらには、「間違ったことはしない」ということを一種の信念にしていると感じられます。

また、梨江が新十郎に事件の解決の依頼をした理由も見過ごせないのですが、梨江は泉ちゃんに対して「父が何か大きなものの為にまた嘘をつくなら、許しません」と語ります。これはまた先の証明を補強しているとも思います。

何だか婉曲的な表現ばかりになりましたが、まぁ、ようするに、梨江は麟六のことを本当に尊敬しているんですよ。麟六はいつも正しいことをしていて、自分自身もそうでありたいと強く願っている素直な女の子なんです。けれども、新十郎と出会ったことで、麟六の本当の姿を知ってしまった梨江は強いショックを受けるのですが、もし、麟六が間違ったことをしているのなら、もうそんなことはして欲しくないんですよね。だから、新十郎に頼るわけです。梨江が泉ちゃんに先の言葉を言い放った時の凛とした顔と佇まいに彼女の強さが現れていていいですよね。
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